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AI Support Guide
費用ガイド

AI導入の費用相場を、
4つの型で整理する。

AI研修・AI導入支援パートナーの料金体系は、大きく「研修型/伴走型/開発型/SaaS型」の4つに分けられます。まず自社がどの型を必要としているかを見極めると、検討候補が一気に絞れます。

4 types

料金タイプ別の費用相場

研修型

1人 5〜30万円目安

社員向け研修・講座が中核。1人単位や1日単価で値付けされやすい

向いているフェーズ
社員のリテラシー底上げ・特定部門の活用力を上げたい段階
典型的なユースケース
全社向け生成AIリテラシー研修、営業/管理職向け業務特化研修、AI推進担当者の育成プログラム。半日〜1日のスポット型から、6か月の継続育成プログラムまで。
中小企業の打ち手
人材開発支援助成金の対象になりやすい型。1人あたり単価で見積もりが出るため、まずは部門単位(10〜30名)で試すと費用対効果を判定しやすい。
伴走型

月10〜150万円目安

AI導入の伴走コンサルティングが中核。月額の継続課金が一般的

向いているフェーズ
導入の方向性は決まっているが、社内に推進体制がない段階
典型的なユースケース
AI導入ロードマップ策定、ユースケース選定、ガイドライン整備、社内推進担当の伴走育成。月次の定例+Slack等での日常伴走を含むケースが多い。
中小企業の打ち手
月額制ゆえ「いつまでに何を引き継ぐか」を最初に握ると総額が読める。3〜6か月のコミットでスタートし、内製化のメドが立ったら卒業する設計が現実的。
開発型

要見積もり(規模次第)

AI/RAG/エージェントの受託開発が中核。プロジェクト規模で見積もり

向いているフェーズ
具体的な業務にAIを組み込みたい/RAGや業務エージェントが必要な段階
典型的なユースケース
社内ナレッジRAG、業務特化型チャットボット、AIエージェント、業務システムへのAI機能組込。要件定義から本番運用まで数か月単位。
中小企業の打ち手
最初から完成形を発注せず、PoC(2〜3か月・100万円前後)で技術的フィージビリティを確認してから本開発に進む二段構えがおすすめ。IT導入補助金との相性が良い。
SaaS型

月額制

自社AIプロダクトを月額提供。一部に研修・導入支援も含む

向いているフェーズ
個別開発まではいかないが、すぐに使える社内AIツールが欲しい段階
典型的なユースケース
社内向けChatGPT/Claudeラッパー、社内Q&Aサービス、議事録/要約ツール。月額課金で利用人数に応じてスケール。
中小企業の打ち手
無料/最小プランで現場の使われ方を可視化したうえで有償プランへ移行するのが王道。SaaS型は研修型・伴走型と組み合わせると活用度が大きく上がる。

※ レンジは公開価格を持つ会社の実例と業界の一般的な相場をもとに編集部が整理したものです。実際の見積もりは要件・規模・契約期間で変動します。各社の公式情報も併せてご確認ください。

combine

1社で完結しないことも多い。
型を組み合わせる。

実務では「研修型で社員のリテラシーを揃え → 伴走型で全社ロードマップを作り → 開発型で基幹業務にAIを組み込む」のように、半年〜1年の中で複数の型を渡り歩くケースが大半です。最初から1社で全てを抱え込もうとするより、フェーズに応じて主担当を切り替えるほうが結果的に総額を抑えられます。

  • 研修型 → SaaS型

    リテラシー研修で全社の土台を作ったあと、社内向け生成AIツール(SaaS型)で日常使いを定着させる。

  • 伴走型 → 開発型

    伴走で要件と推進体制を固めたあと、開発型に切り替えて社内RAGや業務特化型エージェントを構築する。

  • SaaS型 → 開発型

    SaaSの使われ方データから本当に効いている業務を特定し、その領域だけ専用開発に投資する。

  • 研修型 + 伴走型

    研修と並行して経営層・推進担当の伴走を入れる。研修の効果定着率が大きく変わる。

by phase

導入フェーズで見る費用感

料金タイプとは別の切り口として、自社の導入フェーズに応じた費用レンジも整理しています。

まず触る(探索)

月額 数千円〜数万円

  • ChatGPT Plus / Team の個人〜部門単位
  • プロンプト教材の購入
  • 無料/低価格セミナーで概観把握

PoC(1〜3部門)

50〜300万円

  • 2〜3か月のユースケース検証
  • ガイドライン整備
  • 効果測定の設計

本格導入

200〜1,000万円

  • 全社ライセンス手配
  • 社内RAGや業務特化型GPTsの開発
  • 部門別の業務テンプレ整備

全社展開・運用

年額 500万円〜

  • 伴走運用・KPIレビュー
  • 推進担当者の育成
  • モデルアップデートへの追従

tips

費用を抑える3つのコツ

01

補助金・助成金とセットで設計する

IT導入補助金や人材開発支援助成金などを活用することで、実質負担を圧縮できます。

02

初期にPoCで的を絞る

最初から全社展開を目指すのではなく、効果が見えやすい1〜2部門で型を作るのが近道です。

03

伴走サポート付きで内製化を進める

外注し続けるのではなく、自社で運用できるよう設計することが、中長期のコスト削減に直結します。

無料紹介サービス

料金タイプが決まったら、
条件に合う会社を紹介します。

型・規模・予算・希望時期をフォームに入力いただければ、編集部が中立目線で最大3社を無料でご紹介します。

よくある質問

Q.4つの「料金タイプ」のうち、自社はどれから検討すべきですか?
社員のAIリテラシーがまだ揃っていなければ「研修型」、導入の方向性は決まっているが推進体制がなければ「伴走型」、特定業務にAIを組み込みたいなら「開発型」、すぐ使える社内AIツールが欲しいなら「SaaS型」。実務では「研修型→伴走型→開発型」のように複数を組み合わせるケースが多いです。
Q.ChatGPT ライセンスはどのプランから始めるべきですか?
20名未満ならPlus / Team、20〜200名ならTeam / Enterprise、開発リソースがあればAPI併用が現実的です。ガバナンスや監査ログ要件があれば Enterprise を最初から選ぶケースもあります。
Q.PoCはいくらぐらいで何ができますか?
50〜300万円のレンジで、2〜3部門のユースケース検証・社内ガイドライン整備・効果測定の設計までを行うのが一般的です。ここで「次の半年で全社展開するかどうか」を意思決定します。
Q.社内RAG(社内ナレッジ検索)の構築費用は?
ドキュメントの整備状況にもよりますが、最小構成で250〜500万円、運用込みで月30万円〜が目安です。RAG基盤は一度作って終わりではなく、ドキュメントの追加・更新運用までを設計する必要があります。
Q.補助金を使うと実質いくら下がりますか?
IT導入補助金や人材開発支援助成金を組み合わせることで、実質負担を2/3〜半額程度に抑えられるケースが多くあります。事業計画の精度と支援機関選びが鍵です。